法人化のデメリット
法人化にはもちろん、デメリットもあります。
こちらのページは、法人化にどんなデメリットがあるかご紹介していきます。
(1)法人化にはある程度の自己資金が必要
法人の最低資本金額は1円ですが、事業を行っていく上である程度の自己資金は必要です。
外部への印象もありますので、300万程度は自己資金が欲しいところです。
(2)決算手続きの複雑化
法人の毎期の決算は、個人と違って手続きがとても複雑で、作成する書類も非常に多くなります。
また、普段から帳簿を作成するなど、簿記の知識が必要になってきます。
そのため、税理士などの専門家に依頼するなどの費用負担が増えます。
(3)交際費に損金制限がある。
法人では、交際費は年間600万円を超える部分の金額については全額、600万円以下の部分についてもその10%が、損金には算入されません。
(4)赤字の場合にも均等割税額がかかる
法人には赤字法人でも課される「住民税の均等割」という税金があり、これは最低でも年間7万円は支払う必要があります。
(5)社会保険が強制適用となる
法人は社会保険が強制適用となります。
そのため、個人事業の時と比べて社会保険事務手続きが増え、かかる費用も大きくなります。
メリット・デメリット両方の勘案が必要
法人化には節税などの大きなメリットも期待できるのですが、デメリットを忘れるわけにはいきません。
今現在起業をご検討されている方は、メリット・デメリットの両方を良く勘案して法人設立をご決断ください。
会社設立
お役立ち情報
(目次)
- 株式会社と合同会社の違い
- 個人事業と法人の違い
- 法人化のメリット
- 法人化のデメリット
- 一般社団法人の設立
- 外国人の会社設立
- 会社設立の流れ
- 会社設立費用
- 会社の商号の決め方
- 会社の目的決定
- 本店所在地の決定
- 資本金の額
- 会社の機関
- 会社の印鑑作成
- 決算月決定
- 定款作成
- 公証人役場における定款認証
- 電子定款認証について
- 経営革新等支援機関に認定されました
- 登記書類の作成
- 登記書類の提出
- 設立時の登録免許税
- 会社の設立後の手続きについて
- 建設業許可について
- 許認可の必要な事業一覧
- 青色申告について
- 労働保険の加入
- 厚生年金について
- 就業規則
- 賃金規定
- 賃金・給与の決め方
- 役員報酬の決め方
- 補助金・助成金
- 年末調整時のよくある間違い
- 年末調整の対象となる人
- 法人の課税事業者の判定
- 法人の税金の種類
- CRD協会の経営診断システム
- 労働関係の助成金
- 概算要求とは
- 一般社団法人を設立する節税にメス 親族が代表者を継いだ場合は課税
- 経営力向上計画とは
- 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
- 新しい経済政策パッケージについて
- 持ち株会社化による企業再編支援
- 事業承継補助金
- 特例事業承継税制の創設
- 個人所得課税の見直し
- 一般要件の見直し
- IT導入補助金(3次公募)
- ものづくり・サービス補助金
- 所得税法上の扶養控除と社会保険
- 法人の黒字申告割合7年連続上昇
- 会社設立時「資本金払込」の注意点
- 所得拡大促進税制とは
- 経済産業省の要望ポイント
- 年末にかけての経営力向上計画
- QRコードを利用したコンビニ納付
- 事業承継対策について
- 先端設備等導入計画
- 税制改正大綱とは
- 事業承継税制の活発化について
- 所得拡大税制の上乗せ措置について
- ものづくり補助金
- キャッシュレス決済のポイント還元
- 家賃支援給付金とは
- 東海市で会社設立をお考えの方へ
- ▼過去情報▼
- 2018年度の年末調整の変更点
- 年末調整手続きの電子化を推進
- 経営力向上計画
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